カラー複合機は今や大手の企業であれば必ず1台以上保有していることが多いです。プレゼンテーション時の配布資料としてカラーの印刷物であれば、わかりやすいとともにインパクトも高まります。しかし、複合機というくらいですから様々な機能がついていて、価格が気になるところです。
また、高い買い物ですのでどんな機種が人気なのかも気になるでしょう。今回は、カラー複合機の人気機種とその価格についてご紹介しますので参考にしてください。
目次
1.カラー複合機の人気機種ご紹介
現在のカラー複合機の人気機種ナンバーワンとなっているのは、Fuji Xeroxのカラー複合機の「DocuCenterr-V C2263 PFS」です。このモデルは、顧客満足度調査にて8年連続1位を獲得しています。
また、Fuji Xeroxという会社はサポート面でも信頼度ナンバー1のメーカーとなっています。この機種は2015年の11月から販売が開始されていますが現在でも現行モデルとなっています。
主な機能としては、電源を入れてからコピー可能になるウォームアップタイムが30秒以下、コピーにかかる時間はモノクロであれば、1枚あたり5.9秒、カラーであると8.1秒です。
コピー解像度は1200x2400dpiとなっています。最大用紙サイズはA3です。連続複写タイムとしては、1分あたり、モノクロでもカラーでも20枚です。この複合機はMacにも対応しています。
2番目に人気があるのがコニカミノルタのカラー複合機「bizhub C227」です。このモデルは8年連続グッドデザイン賞を受賞しています。
コニカミノルタの複合機も、中国シェア1位、北米欧州シェア2位と世界でもトップクラスのシェアを誇るメーカーとなっています。このモデルは2016年の4月から販売が開始され、現在でも販売されています。
基本性能をご紹介すると、ウォームアップタイムは20秒以下、コピーにかかる時間はモノクロであると6.8秒、カラーであると8.4秒となっています。コピー解像度は1800x600dpiです。最大用紙サイズはA3です。連続複写枚数はA4の場合でモノクロもカラーも1分あたり22枚です。この複写機もMacにも対応しています。
3番目に人気があるのが、キャノンのカラー複合機「image RUNNER ADVANCE C3520F」です。この複写機は、2012年と2013年度に国内複合機シェアナンバー1を獲得しています。
使いやすさを第一に考えて設計されたモデルです。このモデルが販売開始されたのは2017年3月で現在でも販売が継続されています。ウォームアップタイムは34秒以下となっていて、コピータイムは、モノクロであると5.9秒、カラーであると8.2秒となっています。
コピー解像度は2400x600dpiです。コピー可能な最大用紙サイズは、320mm×457.2mmとなっていて、A3よりも大きなサイズのコピーが可能です。連続複写枚数は1分あたり20枚となっています。この複合機もMacにも対応しています。
2.カラー複合機人気機種の価格紹介
さて、これまで紹介してきた人気機種の価格についてですが、本体価格はどのモデルも100万円を超えてしまいます。そのため、多くの企業では5年から6年のリース契約が結ばれることが多いです。
一般的に、複合機の寿命は5年から6年となっているため、この期間でのリース契約が結ばれるのです。そこで、参考に本体価格とともにリース価格もご紹介します。
人気ナンバーワンとなっている、Fuji Xeroxのカラー複合機の「DocuCenterr-V C2263 PFS」は、標準販売価格が、1240000円となっています。このモデルの場合は6年間契約にて月々のリース料は、約2万円程度です。
人気ナンバー2となっている、コニカミノルタのカラー複合機「bizhub C227」の標準販売価格は、1040000円となっています。リースをした場合、6年契約にて月額リース料の目安としては、14000円程度となります。
人気ナンバー3となっている、キャノンのカラー複合機「image RUNNER ADVANCE C3520F」については、標準販売価格が1350000円となっています。リースをした場合、5年間で月額料金7800円程度のリース相場となっています。
3.まとめ
カラー複合機は高額な買い物になるため自分たちのニーズにあった製品を選ぶことが大切です。緻密な画像を印刷することが多いのであれば、コピー解像度が高いモデルを選ぶと良いでしょう。
また、少しでも早く印刷したいのであれば、ウォームアップタイムやコピータイムが早いモデルを選ぶのが得策です。人気モデルの中には、A3よりも大きなサイズの書類のコピーができるモデルもあります。自分たちのニーズにあったスペックのものを価格と相談しながら選んでみてください。