オフィスにおいて、資料を作成したり取引先に書類を送ったりするのに、カラー複合機は非常に便利なものです。カラー複合機にも種類はいろいろあり、価格もものによりけりなのでとても幅広いです。
昔のように場所を取るような大きいものだけではなく、今ではあまり場所をとらないコンパクトなサイズのものも存在します。今回はそんなカラー複合機の価格の相場を調査します。複合機の購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.カラー複合機の相場価格
カラー複合機は、大体どのくらいの価格で販売をされているのでしょうか。カラー複合機は、最近であればリースで利用するところが多いです。リースとは、例えば複合機であれば、複合機を製造している会社から比較的長期的に複合機を貸し出してもらうサービスのことを言います。
月々いくら、というふうに決まっているので、どれくらいの期間利用するかを考えて、必要な費用を割り出すこともできますよね。そこで今回はまず、カラー複合機をリースで利用した場合の相場から見ていきます。
カラー複合機のリース価格は機種によって違いはありますが、月額でおおよそ1万円〜2万円ほどです。リースの場合でもきちんと保証が付いている場合がほとんどですが、実際に借りる際にはどのような保障内容になっているのかもしっかりと確認しておきましょう。
次に、リースではなく新品でカラー複合機を購入した場合の価格について見ていきましょう。
新品のカラー複合機であれば、120万〜400万ほどと、かなり値段に幅があります。機種によって性能も異なるので、予算や必要な性能をチェックし、一番マッチするものを選択するのが良いでしょう。
今では複合機と言っても、内蔵されている機能が製品によっても様々です。オフィスで必要な機能が十分に揃っているかどうか、購入する際にはチェックしてみることが大事です。
また、新品ではなく中古で購入する場合、5万円〜35万円ほどの価格で購入することができます。新品よりはかなり安くなっていますよね。
ただ、中古である以上品質が新品同様であるかどうかは保証されません。使いたい機能が十分に使えないと困ってしまうので、中古で購入することをご検討の場合は、その辺りをきちんとチェックすることが重要です。
2.カラー複合機機種別料金比較
それではカラー複合機の相場を確認したところで、実際にカラー複合機が機種によってどの程度価格が異なってくるのか、確認してみましょう。
Canonの「iR-ADV C3530F」という機種は、カラー複合機の基本的な機能が備わっていることはもちろん、オフィスで使用する人が多いMacにも対応しています。こちらの複合機には高速スキャン機能が付いており、1分で片面80ページの文書をスキャンし、データ化することができます。また、セキュリティ機能も搭載されているので、オフィスで大切な文書を扱う際にも安心です。
こちらの商品は、新品で1,650,000円、中古で168,000円ほどとなっています。
次にご紹介するKYOCERAの「TASKalfa 2552ci」という機種は、「長寿命設計技術」で製造されているため、一度購入すると安心して長期的に使用することができます。
また、塾や学校で使用する場合にとても便利な「採点機能」も付いています。成績表なども作成してくれるので、とても便利な商品です。こちらは新品で1,162,000円です。
最後にご紹介するのは、SHARPのカラー複合機「MX-2517FN」です。
こちらは他の複合機と比較すると、コンパクトなボディになっています。小規模なオフィスでも場所をとらずに置いておくことができます。
また、大量出力や高速スキャンが可能なため、業務の効率化を図ることもできます。セキュリティ面においても、コピーやスキャンの際に複合機内に残ったデータを暗号化して保存し、出力・送信後に自動的にそのデータを消去してくれる機能が付いています。
こちらの複合機は新品で1,200,000円、中古で85,000円ほどです。このように、カラー複合機は新品・中古ともに機種によって値段も機能も様々であるということがわかります。価格もとても大事ですが、それだけではなく、中身もよく見てより必要な機能が備わっているものを見つけてみてはいかがでしょうか。
3.カラー複合機の相場と価格比較まとめ
カラー複合機の相場価格と3つの機種の価格の比較をしました。オフィスにおいて、複合機は毎日利用するものであり、また長く使うものでもあります。それだけに購入の際にはリースにするか、新品、それとも中古にするか…など、検討すべきポイントが多くあります。
まずは相場がどれくらいなのかを知り、リースにするか購入にするかを決め、その後予算内でオフィスに必要な機能を搭載している複合機を探す、というプロセスを踏めば、仕事に役立つ複合機を見つけられることと思います。